変形性膝関節症の原因と症状について

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原因は個々によって異なるが、膝への痛みの症状が出たら要注意!

変形性膝関節症はどのような原因で生じるもので、また発症に伴いどのような症状が出てくるのでしょうか。

 

変形性膝関節症の原因はさまざま

まず変形性膝関節症の原因についてですが、他の疾患のように病原菌など一つの要素によりもたらされる訳ではなく、加齢・肥満・体位姿勢・生活習慣・運動習慣・性別などと様々な要素があげられますので、個々の人によりどの要因に該当するかは異なります。

 

加齢に関しては長年にわたり膝を使っていたことから、膝関節にある軟骨や半月板などが劣化して変性することで動かしにくくなることが要因になります。

 

続いて肥満については、過度な体重が膝に負担を与えてしまいクッション性を低下させたことが要因になります。

 

体位姿勢とは日本人に多くみられるO脚やX脚などを指しており、体位に偏りがあることから関節の片側だけに過大な負担がかかることが要因になります。

 

生活習慣とは普段の生活や仕事による特性のことを指していて、例えば農業を営む方の場合は立仕事であることに加えて一定の姿勢を保ち続ける必要があるため膝に負担をかけやすくなります。

 

運動習慣とは二通りがあげられ、若いころに過度に運動して膝を痛めたことが要因としてあげられる場合もあれば、一方で運動不足により足の筋肉が衰えて膝を支える力が失われたことが要因としてあげられます。

 

性別に関しては一般的に女性の方は多く発症することがあり、これは年齢とともに閉経した場合に生じるホルモンバランスの変化が原因として大きく関係すると考えられています。

 

動作の時に痛みを覚えるところから

続いて変形性膝関節症の症状についてですが、疾患の進行具合により多少の変化はあるものの、基本的には動作をした時に痛みを感じて動きづらくなるとともに、関節に炎症ができて周辺部分に水がたまる症状がでることになります。

 

特に運動しづらくなることは非常に大きく、日常生活を営むうえでも支障をきたすことになりますので、場合によっては外に出るのは億劫になり引きこもり状態になることも多くあります。

変形性膝関節症になりやすい体質について

疾患の中にはその人特有の身体の構造により症状を引き起こしやすいこともあるのですが、変形性膝関節症の場合はなりやすい体質などはあるのでしょうか。

 

運動不足・体重が関係しています

まず変形性膝関節症は年齢とともに膝関節の軟骨や半月板などが擦り減り損傷した場合に発症することになりますので、基本的には潜在的にすべての方が疾患になりやすい体質を兼ね備えています。

 

ただ個々を見た時にすべての方が必ずしも症状が出るわけでもなく、体質が原因になることが多くあります。

 

例えば年齢とともに代謝が落ちて体重が増加するようになると膝への負担が増加し、それに伴い運動もしなくなり筋肉が落ちてしまい、膝を痛めやすくなります。

 

つまり太りやすく普段からあまり運動しない方の場合は症状が出やすくなるのですが、その一方で膝の負担を落とそうと無理にダイエットをした場合にも症状が出てくる可能性があり、例えばランニングは体重が減るまでに期間に膝にかかる負担が限度を超える可能性がありますので注意が必要です。

 

へバーデン結節とは?

続いて変形性膝関節症になりやすい体質としては、ご自身の指にへバーデン結節が起きているか否かもまた一つの判断材料になります。

 

このへバーデン結節とはあまり聞き慣れない疾患ですが、指の関節に生じる変形性関節症で指の第一関節に痛み・腫れ・嚢腫などが生じる事になります。

 

原因としては指にある軟骨が磨り減ったことが要因として挙げられ、症状としては手が十分に握れなかったり手がこわばったり、さらには節くれ立つこともあります。

 

へバーデン結節は比較的に若い年代の方でも発症する疾患になりますので、若いころからこの疾患に悩まされている方の場合は同じ関節の問題である変形性関節症にもなりやすい体質にも該当しますので、将来的に膝にも症状を抱える可能性が高くあります。

 

またこれ以外でも普段の仕事で重い物を運ぶことが多い場合や、スポーツで体を壊したり事故にあった場合にも症状が出やすくなりますので、いずれも覚えがある方の場合は気をつける必要があります。

 

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変形性膝関節症はなぜ発症してしまうのかその原因と発症後に現れる事が多い症状についてご紹介しています。また体質との関連性についてもお伝えしています。