グルコサミン塩酸塩と硫酸塩の違いについて

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グルコサミンの種類と特徴について

次にグルコサミンの種類についてお話したいと思います。

 

体内で作られるグルコサミンには種類などはありませんが、外部からグルコサミンを取りだす場合、エビやカニの殻から抽出できるグルコサミンが、体内で作られているグルコサミンの成分と最も近いと言われています。

 

蟹

 

グルコサミンの加工方法

エビやカニから抽出する場合、まず「キチン」という成分を取り出します。

 

このキチンを塩酸で加水分解してできるのが「グルコサミン塩酸塩」、
硫酸で加水分解してできるのが「グルコサミン硫酸塩」、
酵素で分解してできるのが、「N-アセチルグルコサミン」です。

 

※「N-アセチルグルコサミン」については、「N−アセチルグルコサミンとは?グルコサミンとの違いについて」で詳しく書いています。

 

そこで疑問に思うのが、グルコサミン塩酸塩とグルコサミン硫酸塩っていったい何が違うのかということになると思います。

 

調べてみたことをまとめますと…

純度の高さ

グルコサミン塩酸塩 > グルコサミン硫酸塩

 

分子量の大きさ

グルコサミン塩酸塩 < グルコサミン硫酸塩

 

生体内利用率

グルコサミン塩酸塩 > グルコサミン硫酸塩

上記のように書かれているサイトが多いです。

 

以上のことから

 

グルコサミン塩酸塩の方がグルコサミン硫酸塩よりも純度が高く、分子量も小さいので体内に吸収されやすく、生体内への利用率が高い。

 

またある研究結果として、1日あたり1995mgのグルコサミン硫酸塩を摂取するより、1500mgのグルコサミン塩酸塩を摂取する方が体内での利用率が高かったと言うデータもあるようです。

 

これだけ見ると、グルコサミン塩酸塩として摂った方が効果が期待できるのでは?と感じると思います。

 

でも不思議と医薬品として分類(認められている)されているのは、グルコサミン硫酸塩で、海外の臨床試験などのデータを見ても、主にグルコサミン硫酸塩を使われていることが多いんですよね。この辺りは、大人の事情なども絡んでいるのだと思いますが…。

 

研究

ではグルコサミン塩酸塩に関しては研究などは行われていないのかというとそういうわけではなく、関節炎の痛み軽減などの効果が認められたというような研究結果も挙がっているようですが、現時点では科学的なデータが不十分なため、はっきりとしたことは言えないというのが現状のようです。

 

日本ではグルコサミン塩酸塩配合のサプリメントは、十数年以上前から研究・販売され続け、今もたくさんのメーカーから販売されているという事を考えると、合う、合わないの個人差はあるものの、何らかの効果が期待できる可能性もあるんじゃないかなとハマちゃん的には思っています。

 

 

次のページでは…

グルコサミンを摂取することで人体にどういった効果が期待できるのかをお伝えしています。

 

グルコサミン摂取による効果とは?その働きはいまだ未知数?!



グルコサミンは加工法によって塩酸塩と硫酸塩に分かれます。それぞれの特徴についてお伝えしています。